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健康のためのインド料理|ヴェディックターリーのゴーヤで糖尿病予防

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美容や免疫強化にオススメしているインド伝統の食事法を取り入れたヴェディックターリー。今回はゴーヤ料理「ゴーヤのチャットパテ」の優れた健康効果について解説していきます。ゴーヤには糖尿病予防のほか、美肌に欠かせないビタミンCや葉酸などの栄養素をたっぷり含んでいます。

ゴーヤってどんな野菜?

沖縄産ゴーヤ

ゴーヤはインドや東南アジアを原産とするウリ科の植物です。表面は緑色でごつごつとしたいぼに覆われています。

温かい地域で育ち、国内のスーパーマーケットでは夏の時期に販売されている野菜で、独特の苦味を持つ野菜です。

ゴーヤ特有の苦味が苦手な方もいらっしゃるのではないでしょうか。

形がウリに似ていることから苦瓜とも呼ばれ、中国を経て日本に伝わったのは江戸時代。沖縄や九州で栽培されていました。

同じウリ科の仲間にキュウリ、スイカ、 ヘチマ、トウガンなどがあります。

ゴーヤの栽培は関東圏では秋口で終わってしまうようですが、温かい沖縄地方では一年中栽培されています。

ゴーヤチャンプル

ゴーヤと言うと豆腐や卵と炒めた沖縄料理、ゴーヤチャンプルが有名でしょう。

ゴーヤの健康効果

ゴーヤの栄養素にはどのような健康効果が期待できるのかを一つずつ見ていきます。

食物繊維

ゴーヤの食物繊維は不溶性食物繊維で排便を促す作用があります。

胃や腸で水分を吸収して大きくふくらむと、腸を刺激してぜん動運動が活発化するためです。

また腸内の善玉菌の餌になるため、腸内環境の改善に役立ちます。

ビタミンC

ビタミンCはコラーゲンの合成に不可欠な栄養素で、皮膚のメラニン色素の沈着を防ぎます。また、コラーゲンは皮膚や粘膜を構成する重要なたんぱく質でもあります。

粘膜組織の場合は細菌やウイルスに晒される環境にあるため、特に免疫を強化しておく事はとても重要な事です。

ビタミンCはリンパ球を活性化し、インターフェロンと呼ばれるたんぱく質の生成を促進します。インターフェロンはウイルスの核酸を破壊し、体内からウイルスを除去したり増殖を抑制する働きがあります。

つまりビタミンCは免疫の強化に重要な役割を果たすのです。

葉酸

葉酸はビタミンB群の一種で、水溶性のため体内に蓄積されにくい栄養素です。

細胞の生成や分裂を助ける働きがあり、妊活や妊娠中には通常時の二倍が必要量とされています。胎児の育成に欠かせない栄養素なのです。

また、赤血球細胞の生成にも葉酸は欠かせません。葉酸が不足すると骨髄で細胞分裂が正常に行われなくなり、赤血球が不足し貧血症状を発症します。

妊娠中のほかアルコールを過剰摂取すると葉酸が不足しやすくなります。

カリウム

ナトリウムは細胞外液に多く含まれる一方、カリウムの98%は細胞内液に存在し、そして残りの2%が血液やリンパ液などの細胞外に存在しています。

細胞内外のカリウム濃度の差は重要で、細胞の浸透圧調整、筋肉収縮、神経伝達などに関わり、体液のPHバランスを保つ重要な役割を果たしているのです。

カリウムとナトリウムは体内でバランスが保たれ、互いの効果を打ち消し合う拮抗作用があります。つまり、ナトリウムを摂取し過ぎるとカリウムが働きナトリウムの排出を促しバランスを保つ作用です。

ナトリウムを摂りすぎると血圧が上がりますが、カリウムの効果で体内のナトリウムを排出し、血圧を下げて血圧を一定に保とうとするです。これが、高血圧の予防やむくみ防止に役立ちます。

カリウムが神経伝達にも欠かせません。細胞外へ移動したり、ナトリウムが細胞内に移動すると電気が発生し、神経細胞同士の神経伝達が起こります。

またカリウムは酵素活性を高める働きがあるため、筋肉のエネルギー代謝にも影響を与える栄養素です。

神経伝達や筋肉収縮に影響を与えるカリウムの過不足は、心臓機能や筋肉調節の働きに影響を与えるため、不整脈などの心臓病の原因にもなります。

チャランチン

チャランチンは血糖値を下げる効果がある脂溶性物質で苦味の成分でもあります。

膵臓のベータ細胞に働きかけてインスリンの分泌を促します。糖尿病の予防に役立ちます。

血糖値については以下で詳しく解説しています。

モモルデシン

胃腸の粘膜を保護し、胃液の分泌を促し食欲増進させる効果がある水溶性物質です。

また、毛細血管を丈夫にしたり血糖値や血圧を下げて動脈硬化を防ぐなど循環器系の健康維持にも効果があります。そのほか、肝機能を高める効果があります。

NK細胞を活性化させる働きから、がん細胞の増殖を抑制する効果があり、抗がん作用も期待されています。

苦味成分を構成するたんぱく質の一部であるモモルデシンは、アルカロイドの一種の数種類のサポニンと20種類のアミノ酸から構成されている成分で、体内に入るとサポニンとアミノ酸に分解されます。

サポニンとは界面活性作用のある植物成分で、ほとんどの植物に含まれている渋味や苦味の元となる物質の総称です。

サポニンは様々な種類があり、それぞれ特徴や効果が異なります。

漢方薬の生薬にはサポニン成分を含むものが多く、薬理作用も確認されているものもあります。

例えばゴーヤのサポニンには、中性脂肪やコレステロールを除去する働きや免疫細胞を活性化する働きがあります。

大豆サポニンについては以下で解説しています。

ゴーヤのチャットパテ

ゴーヤのチャットパテ(ヴェディックターリー)

ゴーヤのチャットパテはヴェディックターリーの料理でゴーヤをふんだんに使っています。

「チャットパテ」という言葉はヒンディー語の「酸っぱい&辛い」という意味で、ゴーヤの苦味をマスタードオイルの辛味やレモン汁の酸味でバランスよくまとめたインドの健康料理の一つです。

この料理の主役のゴーヤはまず薄くスライスしてから素揚げします。

ゴーヤの緑色部分にはβカロチンが多く含まれており、体内でビタミンAに変化します。ビタミンAは脂溶性のため、油と一緒に摂ることで吸収を促進するわけです。

また、ゴーヤのビタミンCは熱で壊れにくい性質があるため加熱調理に向いているのです。

ゴーヤのチャットパテではゴーヤの苦味を抑えながらゴーヤの持つ健康効果を上手く体に取り入れる工夫がされています。

ゴーヤは調理次第で非常に苦くなるため好き嫌いの分かれる野菜ですが、ヴェディックターリーは苦味がほとんど感じられず食べやすいとご好評いただいています。

この苦味の調理法についてアロマズの料理教室にて公開していく予定です。

多くの人が誤解しているのですが、サプリメントの栄養素は腸から全て吸収されるというのは誤解です。サプリメントは医薬品と異なり品質基準が厳格に定められていません。ですから口から摂取したサプリメントが必ず全てが溶けて、全てが腸から吸収されることが保証されているわけではありません。

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