今回は南インド料理の食べ方をご紹介します。初めてインド料理店に入ると頼み方や食べ方などの全てが初めてで緊張する方もいると思います。
ぜひ参考にしてください。
代表的な南インド料理
ドーサ
米粉で作られたインドのクレープ。鉄板で焼いて作られる。裏面は白くシットリ、表面はキツネ色に焦げ目がついていてカリッとしている。
ワダ
米粉や豆の粉で作った生地を油で揚げたもの。甘くないインドのドーナツ。
イドゥリ
米粉を発酵させて作ったインドの蒸しパン。少し酸味がある。
以下で南インド料理の特徴について解説しています。
南インド料理の食べ方
上で紹介した料理の食べ方は以下のように共通しています。
- 食べやすいサイズにちぎる
- チャトニを付ける
- 口に運んで食べる
ヒンズー教徒のインド人は右手で食べます。器や皿を押さえるために左手を使うことは時々ありますが、食べ物には一切触れずに右手だけで上手に食べます。(左利きもいます)
右手でまず小さく食べやすくちぎります。そしてチャトニの入ったカトリ(金属製の丸い器)の中に入れて、適量を付けて食べます。
ココナツチャトニやトマトチャトニを付けると優しい穏やかな味わいになります。
サンバルはスプーンで飲みます。イドゥリやワダをサンバルの中に漬けてスープを吸わせて食べてもかまいません。
カレーをイドゥリにかけて食べるインド人もいます。
サンバルとは?
完成したサンバル 刻んだ野菜を加えたところ
スパイスで煮込んだ野菜スープで辛味や酸味があります。マスタードシードやホールのレッドチリ(赤唐辛子)が南インド料理の特徴的なスパイスです。
スプーンですくって食べたり、イドゥリなどに付けて食べます。
チャトニとは?
トマトチャトニ ココナツチャトニ
南インド料理に欠かせない濃厚なディップソースです。
アロマズではチャトニも自家製です。例えばココナツチャトニの場合、新鮮な生のココナッツの実を割って中の白い部分を削り出して作っています。
アロマズオブインディア2.0のFacebookページにメイキング映像があります。こちらからご覧ください。
ドーサやワダなどに付けて食べます。
ドーサは小さくちぎり、三角形に折ってすぼませてくぼみを作ります。このくぼみですくい上げて食べます。
マサラドーサなどの具が入っているドーサは、チャトニを直接ポテトの上にかけてドーサの生地と一緒に食べてもかまいません。
付け合わせのサンバルやチャトニと共に、美味しく召し上がってください。
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